酒造品温モニタリングシステム


酒造品温モニタリングシステムは、酒造の酒母・もろみ工程における「品温管理」を支援。自動計測により現場の負担を軽減し、高頻度・高精度の品温データを収集することでもろみの状態を昼夜問わず見守れる、酒造現場のためのソリューションです。 酒造タンクの品温を事務所のパソコンで一括管理し、警戒温度になるとクラウド経由でスマートフォンに通知されます。

酒造品温モニタリングシステムが現場をサポート

品温管理はもろみ仕込みの重要な要素です。

原料となる米や麹、水質のほか、清酒の酒質を決める大切なポイント、それが品温管理です。生産工程の酒母づくりともろみ仕込みの段において、どのような品温管理をおこなうかが酵母の活動に大きく関係しており、酒の味や香りなどの酒質を決める重要な要素といえます。「酒母(もと)」の工程では、適切な品温管理が優良な酵母の増殖を促します。「もろみ仕込」の工程では酒母に蒸米、麹、水を加えて原酒を造りますが、発酵の原料となる「糖化」と酵母のはたらきによる「発酵」が同時に進む並行複発酵により、アルコールが生成されます。これらはタンク内部の品温や外気温の影響を受けて進むため、品温を管理していかに糖化と発酵の進行バランスを理想に近づけるかがカギとなります。

糖化と発酵の進行バランスを理想に近づけるかがカギ

酒造品温モニタリングシステムはこのような酒造の現場をサポートし、よりよい品温管理がおこなえる環境を提供します。


1時間ごとの品温自動計測とスマートフォン通知

IT化により現場の負荷を軽減、見える化により酒質と量の向上がはかれます。

品温を1時間ごとに自動計測

決まった時刻に複数タンクを回り、品温と室温を記録する手間が省けます。ユニット本体を操作し、櫂入れ後の品温計測とデータ送信を行うことも可能です。

スマートフォンアプリへアラート通知

異常時にはスマートフォンアプリやメール配信で通知できます。通知する品温範囲はタンクごとにパソコンで設定。発酵段階に合わせて随時変更できます。

グラフ印刷、CSV出力が可能

ボタンクリックだけで、グラフの印刷や計測データのCSVファイル出力が可能。記録文書の作成、Excelを使った分析などに役立てることができます。 

酒質の安定化と向上、生産量の向上

きめ細かく精度の高い品温グラフで、より厳密に変化を把握

今まで見落としていたわずかな品温変化ともろみの状況との関係を見いだし、新たな品温パターンをノウハウとして蓄積。品質の安定化と向上、アルコール出来高の向上に活かします。1日2回の品温計測では進行管理が難しい新たな製品づくりにも挑戦できます。

BMD曲線など関連グラフも表示可能

日本酒度、アルコール、酸度など、もろみ管理に必要な関連データも本システムで管理。グラフ化し、品温グラフとあわせて総合的な分析をおこないながら、温度制御や追い水のタイミングを判断できます。


仕込をデータベース化し一元管理。デイリーバックアップ

品温や関連データを全て履歴として蓄積

すべての仕込をデータベースに保管。異なるシーズン・タンクの品温データを一元管理できます。また、過去の仕込データも手入力が可能となります。

万が一の時も安心なバックアップ

RAIDディスクは毎日、クラウドは毎週でバックアップ。運用中のHDD破損やデータ移行等の備えとして有効です。

状ぼう写真の登録が可能

数値とあわせて、もろみの泡の経過を写真で記録できます。

機材配置、構成の自由度が高いシステム

離れた場所への設置が可能

パソコン(Sub-GHz USBアダプター)と品温センサー間の最大距離は見通しで250m。蔵と事務所が離れていても、ケーブルの敷設なしに導入が行えます。

蔵の規模に合わせて構築

タンク1台分の品温センサーを含む基本構成に、タンク台数分の品温センサーを追加して構築。小規模でも手頃な予算ではじめられます。

品温センサーは設置しやすい電池駆動

各タンクに取り付ける品温センサーは、コンセントの位置を気にせず設置できます。

酒造品温モニタリングシステムのスマートフォンアプリもご用意(Windows / iOS / Android)

品温を計測するセンサー本体とパソコンは、無線(Sub-GHz)で接続します。センサーは各タンクに設置、複数センサーとPCを接続した運用が可能です。パソコン(Windows 10/7)には専用アプリ「もろみ日誌」をインストールします。スマホ/タブレットには、OS/Android版「もろみ日誌」をインストール。あらかじめPCから登録されたスマホ/タブレットでのみ、アラート通知の受信や品温データの表示、状ぼう写真の送信が可能です。もろみ日誌は信頼性の高いAWSサーバーを用いてシステムを構築しています


安心のバックアップ体制を整えています

ご購入の相談からシステム導入まで、安心のバックアップ体制を整えています。また、現場やお客様の声などの情報交換を継続し「もろみ日誌」を向上・改善していく予定です。

ラトックシステム株式会社との協業

株式会社ハートコンピューターは、IoT製品開発実績のあるラトックシステム株式会社(本社:大阪府大阪市浪速区、代表取締役社長:岡村周善)と協業し、酒造業向けIoTシステム「酒造品温モニタリングシステム」の販売を行っております。タンク1台分の品温センサーを含む基本構成に、タンク台数分の品温センサーを追加し構築するもので、小規模でも手頃な予算で始めることができます。

製品ページ:http://www.ratocsystems.com/products/subpage/moromi1.html

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