酉-2000シリーズ
蔵内(くらうち)は、酒類の製造において製造計画(仕込配合表)から詰口までを一括で管理することができる、業界初のシステムです。酒税法による申告・記帳義務機能を満たし、日々の業務で頻繁に利用する基本機能の充実をはかり、お客様の実務に密接したシステムとしています。 また、e-Tax(酒類の製成及び移出の数量等申告書)にも対応しております。
さらに、お客様や時代のニーズに応え、品質管理機能として検定から詰口までの製品がたどった過程の追跡を可能としたトレーサビリティ機能や、カレンダー形式で原料や副原料などの払出を把握できる仕込管理表、また実際のタンクの配置図イメージで現在酒の状況をビジュアルで管理できるロケーション管理機能など、多種多様な機能を備えました。 また、会計(経理・財務)システム、他の原価システムなどの他システムとの連携も実現しています。
醸造酒(清酒・果実酒等)、蒸留酒、混成酒(リキュール・雑酒等)
酒造年度毎に仕込配合表を登録します。昨年度の配合表を元に今年度の配合表を作成できます。
カレンダー形式の画面構成となっており、原料の種類を問わず、指定日一括払出処理ができます。
使用前もろみ数量、検定数量、酒粕などを入力し、検定情報を入力します。検定数量は”検定受入”として移動簿登録されます。
仕込順号毎の経過履歴を表形式の帳票として出力することができます。
検定実績の一覧表を用意しています。各申告資料への基礎データとなります。CSVの形式で出力することもできます。
仕込管理表を登録することにより、出米表を出力することができます。
仕入伝票では、原料・副原料の払出数量などを入力します。汎用受払伝票では、原料・副原料の払出数量などを入力します。
精米時に投入する玄米量、出来高としての白米量、副産物等の各数量を入力します。
各伝票により入力された受払情報をもとに受払簿が作成されます。
移動、ろか、分析、検尺、割水、詰口、あけかえ、用途変更、未納税移入、未納税移出、原料用酒類使用、etc…
1対1、1対n、n対1、n対nの入力ができます。
複数検尺を一括入力できます。
検定~詰口までの移動履歴を瞬時に図示します。基準移動以降のトレースと以前のトレースができます。
移動簿の入力を行うことにより、容器移動簿を出力することができます。
酒税法47条第2項の規定による、製成移出申告書を作成します。
入力頂いたデータをもとに、酒類の製成及び移出の数量等申告書を出力することが可能です。
e-Tax用の組込ファイル(製成移出申告書)を作成します。
指定した時間にバックアップ処理を自動実行し、クラウド上へ保存します(※保守契約付帯サービス)