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ハートコンピューターから

ラトックシステムとハートコンピューターの協業開始

ラトックシステム株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:近藤 正和、以下「ラトックシステム」)と株式会社ハートコンピューター(本社:滋賀県長浜市、代表取締役社長:平井 正公 、以下「ハートコンピューター」)は、酒造 の温度管理をIoTで支援する「もろみ日誌クラウド」と酒造業向け製造管理システム「蔵内」との連携に向けて、協業を開始いたします。

■協業の背景
「もろみ日誌クラウド」と「蔵内」は、いずれも酒造の製造工程に関わるデータを蓄積して業務に活かすシステムです。共通部分の連携を強化することで二重入力の手間を省き、また矛盾のない信頼性の高いデータ蓄積と帳票への活用が可能となります。

もろみ日誌クラウドは、酒造 3 工程(麹・酒母・もろみ)の品温を自動で記録し事績ごとに管理、スマホでの遠隔モニタリングや制御がおこなえるシステムです。蔵に足を運ぶ負担を軽減するとともに 24 時間自動計測することで精度の高い品温の可視化をおこなえます。漏れやミスのないデータ取得が可能で、帳票作成にも対応します。

蔵内は製造計画から瓶詰めまで、連続性のあるデータとして保存し帳票や申告書を作成するシステムであり、製造管理システムで大きなシェアを占めています。作業負荷の高い書類作成を省力化できるだけでなく、税務上重視されるデータ品質を保証しています。

ハートコンピューターとラトックシステム、それぞれの強みを活かしたこの度の連携は、二重入力の手間を省く以上の新たな価値をもたらします。ハートコンピューターは温度記録の自動化により業務を効率化できる提案範囲が拡大し、ラトックシステムは酒造業界で広く導入されている蔵内との連携により、顧客メリットの向上が見込まれます。

伝統的な酒造業界が持続的に発展していくため、両社は協業しITの力でよりご満足いただける機能やサービスを提供できるよう努めてまいります。

■今後の展開
まずは、蔵内に入力した仕込配合などのデータを、もろみ日誌クラウドに取り込む機能を提供します。さらに両社は取り込みの自動化、現場が必要とするデータの連携を強化していきます。

■もろみ日誌クラウドについて
もろみ日誌クラウドは、酒造3工程(麹/酒母/もろみ)のデータをクラウドで管理、品温や温度記録の自動化、スマホ活用を支援するIoTシステムです。登録データとして、温度や分析値の入力も可能で、事績ごとに管理して自動計算や帳票印刷がおこなえます。冷却水の制御で品温管理する機器や分析器との連携により、DXの活用領域を広げています。

■ラトックシステムについて
設立:1983 年 10 月 13 日
代表取締役社長:近藤 正和
所在地:大阪市西区南堀江 1-18-4 Osaka Metro 南堀江ビル 8F
URL:https://sol.ratocsystems.com/(法人様向け)
事業内容:創業 1983 年。パソコン・スマートフォン関連のハードウェア、ファームウェア、アプリをワンストップで開発、販売しています。IoT デバイス開発とAWSクラウド連携によるシステムづくりを強みとし、自社システムのほか、お客様システムへの組み込み需要にも応えています。

■関連URL
もろみ日誌クラウド(ラトックシステム)
https://sol.ratocsystems.com/service/moromi-diary/

蔵内(ハートコンピューター)

酒造業向け製造管理システム『蔵内』KURAUCHI

ここに掲載されている内容は、報道発表日現在の情報です。ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様・価格の変更等)されている場合があります。

 

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